
【エロゲ箱】エロゲの箱がでかい理由は【考察】
エロゲーのほとんどはパッケージの大きさから場所をとってしまう関係で店頭に置ける数も限られるし、なによりユーザーは買って持ち帰るのに一苦労。この箱の大きさって何か意味があるのだろうか?
まず「エロゲーの箱がでかい」ということ
ふとツイッターを覗き見ますと、「新作の箱が大きすぎて持ち替えるのに往生した」というような話が
問題を定式化すると、「箱が小型化されないのには何か積極的な理由があるのか?」ということになります。既得権益でも云々、というのは言い方がまずかったかもしれませんが、まさか箱一つで目玉が飛び出るような額のお金が動くとは思っていないので、もちろんジョークです。
エロゲーの箱ってなんででかいんやろ
— 北ちゃん 北海道楽しかった (@AuwMjwpA0625h) 2016年6月12日
そもそも本も裁断してスキャンするくらいなんだからエロゲーのクソでかい箱置き場所無いんだよな
— 502bg (@502bg) 2016年1月20日
巨大化は進む一方?
箱がデカすぎw
ただでさえエロゲの箱は大きいのに
これ以上おっきくなったらどうなっちゃうの(^ω^)
デカいけど、
これはこれでアリ(*^ω^*)
凄いコストがかかってそうw
外だけじゃなくて中もお洒落でいい感じだし
僕はけっこー好きです
ワルキューレロマンツェはアニメ版が面白くて好きだったのでゲームやりたいなーって思った一本だ。
— 道玄坂某 (@DOU_genzaka) 2016年7月3日
ルックスはスィーリアが好きだけど性格的にはノエルの負けん気を応援したくなったなあ。
いやーデカかった・・・ってえええええええええ!?
【お土産おかしサイズ】メディオ!秋葉原に10/25(金)発売の新作エロゲが続々入荷中☆ Lose『ものべの -happy end- 豪華版』が到着しましたが、抱き枕カバー等が入っているので箱のサイズが前代未聞にデカイ!! #akiba http://t.co/wdtyFXwD6V
— メディオ!秋葉原 (@medio_akiba) 2013年10月23日
【\でけええええ/】新作きたきた準備中・・・が!ものべのがDE☆KA☆I!! ご購入の皆様、運搬を計画的に・・・その分、ワルロマがうす~く出来てる模様、でもおっぱいは大きい模様。 pic.twitter.com/vVjK2IpAPx
— アキバ☆ソフマップ1号店 5階 (@AkibaSofmap_PCG) 2013年10月23日
ものべのハッピーエンドのでかいやつ pic.twitter.com/QgoDqpTHTQ
— 一心フランチェフ@20craブルガリア軍 (@mk43mod0) 2016年7月11日
箱の大きさに理由はあるのだろうか?
理由1:大きな箱には宣伝効果がある
説得力がありそうなのは「宣伝効果」。たしかに、箱はデカいと目立ちますわな。ただ、実際効果は限定されているのではないかという意見もあり、私もそう思います。
今のユーザーの多くは、ネットで検索して買いに行く。雑誌でもいいですが、まあリサーチに熱心です。で、普通希望作品のタイトルくらいは検索して行く。そういう人が、店頭で大きなパッケージが目立っていたからといって惹きつけられるか否か。私には、そこまで効果は無い気がする。大きかろうが小さかろうが、そういう人は大抵、買うと決めたものを買う。
また、ネット通販で買う場合はパッケージの大きさなんぞ関係ありませんから、こういう人も除外。となると、「パッケージの大きさによる宣伝効果」が最大限発揮されるのは、吟味して買うユーザーではなく、特に事前のリサーチもなくふらっとショップを訪れて購入する一見さんということになります。次に、熱心にチェックする人でも当然見落とす可能性はあるので、チェック漏れしていた場合に店頭で気付いて貰うという効果でしょうか。
嘘か真か、エロゲーの箱が無駄にデカいのは「デカい方が他より目立つから」って理由。
— ジロー (@jiro8969) 2015年1月5日
理由2:高額なエロゲーに見合う価値感が演出できる
「箱も作品」という意見も同様で、パッケージを含めて全体としてのエロゲーを楽しんでいるのだ、という考えはなるほどそうかもしれないと思います。本棚に綺麗にエロゲーのパッケージを並べて飾っている方もおられますからね。
箱そのものに価値を見出す一連の思想は、箱が「邪魔」だという機能論的な考えと真っ向から対立するユーザー側の明確な立場です。エロゲーの箱が邪魔だと考えている人が少ない、あるいは邪魔かもしれないけれどそれ以上に箱に価値を見出している。そういうことなら、箱をあえて小型化する必要は無いのかもしれません。
エロゲーの箱がでかいのはその値段の高さを少しでも納得させるための心理的な作戦というか商法であると思うのだけど、その理論で行けば俺のちんこがでかいのは女性を満足させるための心理的な構造になっているということか...なるほど、奥が深い...
— ろんりねす (@LoneLiness_X) 2016年3月28日
理由3:特典のサイズも大きくできる
現状、多くの特典はパッケージと別に渡されることが増えました。たとえば抱き枕カバー、下敷き、テレカ、タペストリー等々は、そもそも箱が大きくても入らないものもありますが、店舗ごとに特典がことなる「店舗特典」の形式をとるため、もともとパッケージの中に含めることができない。全店舗共通の初回特典として中に入れるのは、サントラ類(CD)がメインでしょうか。この前の『聖もんむす学園』のマイクロファイバークロスのような小物もありますね。ただこれらも結局、別枠で渡す方式がある程度定着しているので無理に箱に収める必要は無い。豪華なマニュアルや設定資料も同様です。もちろん、箱に入るメリットはあると思いますけど。
昔からエロゲーの特典にさほど価値を見出だせなくて、おまえらが大好きな田中ロミオの「家族計画 絆箱」とかいうエロゲーも、箱がでかいわ置き場に困るわで持ち運びにもたつき、購入初日で中に入ってたマグカップを粉砕してしまった経歴がある
— ておくれ (@k1ntAma) 2016年2月20日
理由4:万引き防止
いまは殆どの作品に万引き防止のタグがついていますし、むしろ大きな作品にほどしっかりとついている。大きかろうが小さかろうが狙われるのだろうし、結局箱の大きさ以外の対策が求められている。一時はある程度の効果があったにしても、今はその効果をメインにしているかと言われると、少々首を傾げざるを得ません。
某店にて万引き防止ゲートに引っかかった方が居たのですが、ゲートに反応したと思われるのは他店で購入した商品数点と明らかにエロゲーと思しき二つ。ゲートの近くで箱が公衆の面前に晒された挙句、どれが反応したか確認するために店員さんと共に箱が丸見えの状態で再びゲートへ。なのあの羞恥プレイ
— 猫魚D4 (@nekouod4) 2013年5月12日
小さい箱のエロゲも出ている
なんだこれっ!?
どうみてもエロゲの箱に見えない!
これなら一般人に見られても
恥ずかしくないね♪
君と彼女と彼女の恋。
— かるく (@Calc0605) 2016年8月4日
データ改変系純愛ゲー。
発想の勝利とも言えるしマジキチゲーとも言える、毎度ニトロプラス製でございます。
あかん、「君と彼女と彼女の恋。」プレイしてたら、恐怖で嫌な汗かいたし眠れなくなった
— ちゃんあめ (@tatsu_5280) 2016年8月17日
まとめ
パケが大きいことに何もデメリットが無いという前提ならばの話。ここまでで述べたように、輸送をはじめとするコストの問題や、店舗保存日数の問題などがパッケージの小型化によって改善されるようなら、必ずしも大きなパッケージが良いとは言えないハズ。もっともこれ以上の考察は、証拠や資料が無いとどうしようもありません。ギブアップします。
小型化したメーカーさんも幾つかありますが、そちらは売上とかコスト実際のところどうなってるんでしょうね。追随するメーカーが少ないということは、あまり大きな効果は無いのかな。ゲームの内容とはあんまり関係ないけれど、聞いてみたい気もします。
これらは推測の理由にすぎませんが、現状エロゲの箱問題は
「小さくすることのメリットが少ない」
ということで大きさを維持し続けているのではないでしょうか?
もしかしたら今後もエロゲの箱は何らかの進化をしていくのかもしれませんね。
この大きな箱。
当たり前になっているが改めて考えると謎も多い気がします